許可には必須!産廃収集運搬業の講習会とは?申込から修了証まで解説

産業廃棄物収集運搬業の許可を取得するには、「講習会の修了」が法律で義務づけられています。
しかし、受講の流れや注意点を知らずに申請準備でつまずくケースも少なくありません。

この記事では、講習会とは何か、誰が受けるべきか、どう申し込むかなど、許可取得の第一歩として押さえておきたいポイントをわかりやすく解説します。

目次

講習会とは?受講はなぜ必要?

産業廃棄物の適正な処理と運搬を行うため、法律や実務知識を身につける必要があります。
そのため、講習会を受講し、修了証を取得することが申請の必須要件となっています。
✅主催:日本産業廃棄物処理振興センター
✅講習の対象:新規・更新ともに必要
✅修了証の有効期限:原則5年間
✅会場受講またはオンライン受講を選択可能
オンライン受講を選択した場合でも、最終の修了試験は会場で受験しなければなりません。満席になる会場もあるため早めに申込みをしましょう。

誰が講習会を受ければよいのか?

申請者本人だけではなく、一定の関係者でも受講は可能ですが、要件を満たす必要があります。
法人の場合:代表者、役員、事業の実務責任者
個人事業主の場合:原則として事業主ご本人
「誰が受講すればよいのか」の判断を誤ると、せっかく講習を受けても申請要件を満たさないことになり、時間と費用の無駄になってしまいます。事前に申請予定者の立場を明確にし、対象者をしっかり選ぶことが重要です。

講習会の申込み方法と注意点

講習会の申し込みは、日本産業廃棄物処理振興センターの専用ウェブサイトから行います。電話や郵送での申し込みはできませんので注意が必要です。

STEP
日本産業廃棄物処理振興センターにサイトにアクセス
STEP
受講形式(オンラインor対面)を選択
STEP
受講希望の講習会(新規or更新)を選択
STEP
希望日程・会場を選び、必要事項を入力
STEP
受講料のお支払い

注意点
・都市部の会場は満席になることが多いため、受講を予定されている方は早めの申込みをおすすめします。
・オンライン講習を選択した場合でも、修了試験は指定された会場での受験が必要です。
・講習会のリーフレットも併せてご確認ください。(PDF)
https://www.jwnet.or.jp/workshop/assets/files/2025_koushu_leaflet.pdf

よくある質問

オンライン講習と会場講習の違いは何ですか?

オンライン講習は指定期間中に動画を視聴し、修了試験を会場で受ける形式です。会場講習は1日で受講・修了試験まで完了します。ご自身のスケジュールや学習スタイルに合わせて選べます。

人気の会場はすぐに埋まると聞きました。本当ですか?

はい、特に東京・大阪などの都市部の会場は、申込開始直後に満席になることがあります。受講を予定されている方は、申込開始日を確認し、できるだけ早めに申し込みましょう。

修了証はいつ届きますか?

受講から約2~3週間後に郵送(簡易書留)で届きます

受講料はどのくらいかかりますか?

産業廃棄物収集運搬業許可(新規)の場合、オンライン形式では25,300円(税込)、対面形式では29,700円(税込)の支払いが必要です。詳細は料金表をご覧ください→https://www.jwnet.or.jp/workshop/application/fee.html

修了試験は難しいですか?

合格率は公表されていませんが、難易度は高い試験ではなく、毎年多くの受験生が合格しています。万一不合格になったとしても、再試験を受けることも可能です。

ご不安な方へ:講習会の申込みサポートも承っております
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