収集運搬に使用する容器はどのようなものを用意したらいいですか?

産業廃棄物収集運搬業の許可を取得した後、実際に運搬を始める際には「どのような容器を用意すべきか」という質問をよくいただきます。今回は、特に建設系廃棄物を対象に、容器の種類や使用時の注意点を解説します。
●よくある建設系廃棄物の例
・廃プラスチック類
・紙くず
・木くず
・繊維くず
・ゴムくず
・金属くず
・ガラスくず
・がれき類
これらの廃棄物は、運搬する車両や廃棄物の種類によって、容器が必要な場合と不要な場合があります。

目次

軽トラック・ダンプの場合

軽トラックやダンプで運搬する場合、基本的には荷台への直積みが可能です。
ただし、飛散防止対策として、荷台シートやネットを使用し、走行中に廃棄物が落下・飛散しないようにします。
※注意
✅土砂等運搬禁止車両の場合は直積み不可
✅石綿含有産業廃棄物が含まれる場合は必ず容器を使用
石綿含有廃棄物がある場合は、フレコンバッグなどの密閉可能な容器に収納し、他の廃棄物と混ざらないように運搬します。

バンの場合

バンで運搬する場合は、必ず容器が必要です。
バン内部は荷台が囲われているため、容器に入れることで廃棄物の散乱を防ぎます。
この場合も、フレコンバッグがあれば十分対応できます。

フレコンバッグの特徴

フレコンバッグは比較的安価で入手しやすく(5,000円以内で購入可能)
汚泥や液体以外の多くの廃棄物を安全に運搬できます。
耐久性もあり、折りたたんで保管できるため、現場でも保管スペースを取りません。
(フレコンバックの例)

よくある質問

軽トラックでは必ず容器が必要ですか?

建設系廃棄物の場合、軽トラックやダンプは直積みが可能です。

バンで運搬する場合はどうなりますか?

バンは必ず容器が必要です。フレコンバッグを使用すれば多くの建設系廃棄物に対応できます。

液体や汚泥もフレコンバッグで運べますか?

原則として液体や汚泥はフレコンバッグには適しません。これらは密閉性の高いドラム缶や専用コンテナを使用してください。

石綿(アスベスト)含有廃棄物を運ぶ場合はどうしたらいいですか?

石綿含有廃棄物は、他の廃棄物と混ざらないように、密閉できるフレコンバッグ等に入れて運搬します。

こんな方はご相談ください!
「どのような容器を用意すればよいか迷っている方」
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