実務経験10年間とはどのように証明したらいいのでしょうか(大阪府)

専任技術者の要件として、実務経験10年とありますが、どのように証明していけばいいのでしょうか。今回は国家資格の所持なし、指定学校の卒業なしのため実務経験10年を証明しなければならいなケースを考えます。なお大阪府の証明方法であり、他の都道府県では異なる場合がありますのでご注意ください。

大阪府の場合工事と工事との期間が12か月を超えて空白の期間がなければ、連続した実務経験があることとみなすとされています。例えば「令和3年12月分」→「令和4年11月分」→「令和5年10月分」というように12か月を超えていないので実務経験として証明されます。


大阪府の建設業許可の手引きにも例とともに分かりやすく表記されてますのでご覧ください。
大阪府建設業許可の手引きはこちら

このように工事の期間を12か月を超えて空かないように10年間の実務経験を証明していくようになります。指定学科を卒業されて、3年または5年の実務経験の証明が必要な場合も同様です。

建設業許可の申請のことで不明点がある、要件を満たしているか分からないなどお気軽にご相談ください。

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